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スポーツを通して地域貢献を目指す「福島大学スポーツユニオン」と富岡町が五日、連携して同町のスポーツ振興プロジェクトに取り組むことを約束する協定を結んだ。ユニオンの本格始動となるこの事業は「アクティブ・スポーツライフ・プロジェクト」と名付けられ、県内市町村の先進的なモデル事業として期待されている。
同プロジェクトの活動内容は、@町の実態に合った総合型地域スポーツクラブを来年四月までに創設、運営するA医療費削減を目指して中高年の体力・運動能力測定を実施し、町民の健康管理に努めるB競技選手の運動能力を測定してトレーニングシステムを構築し、トップレベルの競技者の育成を支援するC振興のためのイベントを企画する−ことなどが計画されている。町は、新年度予算に「総合型地域スポーツ」事業として約千百万円を盛り込んだ。
遠藤勝也町長は「県内二番日の組織として、一九八三年に富岡町体育協会を設立するなど、積極的にスポーツを推進してきた。今後、町内の生涯スポーツと競技スポーツ発展に共に取り組んでいきたい」と期待を込める。一方、同ユニオン副理事長の中村民雄・教育学部教授は「二十一世記の新しい大学を模索する中で、大学がこれまで培ってきた研究が社会にどう還元できるかを検証したい。また、どうニーズに応えることができるのかを試行錯誤しながら、町と一緒に前へ進んでいきたい」と話した。
また、ユニオン発起人で理事を務める黒須充・同大教育学助教授は「大学の個性を伸ばし、独自性を高めていくためにも、地域に育てられる大学をモットーに、プロジェクトを通して大学の存在意義を高めていきたい」と意欲的だ。
同ユニオンは昨年七月、大学が持つスポーツや健康に関する最新の研究成果を、活用し、地域のスポーツ振興などに責献しようと設立された。教員や学生など約百五十人の会員によって運営されている。
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