ラジオ福島「朝採り大学ミニ講座」

ラジオ福島「朝採り大学ミニ講座」

■日産フラッシュジャーナル(第1日目)「熱中症と水分摂取」

  ○熱中症とは?
    「無知と無理」が引き起こすもの。
    高温・多湿環境下での身体活動により引き起こされることが多い。

  ○熱中症の分類
    熱疲労:高温や脱水のために循環器系が運動に対応できなくなった状態。
        疲労感、吐き気、軽い神経症状、多量の発汗、血圧低下と立ちくらみ、頻脈などの症状。
        一過性のもの。
    熱射病:深部体温の異常上昇。各臓器の障害の可能性大。
        顔面紅潮、皮膚乾燥、体温上昇などの症状。
        死に至ることもある。
    熱痙攣:多量の発汗によるナトリウム不足が原因。水しか飲まなかったときに起こりやすい。
        筋肉の痙攣や痛み。

  ○熱中症の起こりやすい環境
    高温多湿環境。
    WBGT(wet bulb globe temperature:湿球黒球温)が28℃以上は危険。
    一般の方は気温と湿度の関係から判断する。気温が低くても湿度が高いときは注意が必要。

  ○熱中症が起こりやすい時期
    5月初旬〜中旬  急激な気温の上昇
    7〜8月     高温多湿

  ○予防法は?
    水分摂取の重要性。
    運動中は冷たい飲み物はタブー? → 体温を下げる目的を重視し、冷たい方が良い。
                      吸収が速いという報告もある。
    炭水化物・電解質が含まれたものが良い。
     スポーツドリンクがbetter → 薄めた方がよい(CHO12% → 6-8%)


■日産フラッシュジャーナル(第2日目)「運動と健康」

  ○体を鍛えれば健康になれる?
     オリンピック選手村の医務室での感冒症状での受診率が高い。
     運動している人は体が丈夫。
        ↓
     適度な運動は体を強くするが、運動のしすぎは危険。
                      ↓
                   免疫力の低下を招く
   一過性の運動についても同様のことがいえる。
        →  Jカーブセオリー

  ○疲労困憊後にリンパ球数の減少およびリンパ球機能の低下(一過性)。
   オーバートレーニング症候群時にも同様の現象。

  ○高強度運動後に好中球機能の低下。

  ○運動による体脂肪量、体脂肪率の低下。血圧低下。心肺機能増進。筋力アップ。
     →生活習慣病の予防

  ○高齢者にとっては転ばないために有効。
    転倒 → 骨折 → 寝たきり


■日産フラッシュジャーナル(第3日目)「運動と貧血」

  ○貧血とは?
     酸素を体中に運搬する働きを持つヘモグロビンの量が減少する病気。
       男性 14g/dl  女性 12g/dl  以下が貧血と診断
  ○スポーツと貧血との関わり
     有酸素運動 ← 酸素が必要
     貧血 → 十分な酸素を供給することができない → 疲労
  ○指導者の勘違い
     選手が疲れ易くなった。記録が伸びない。 → 練習が足らない?
           ↓
     実は貧血が原因であることが多々ある。
  ○スポーツ貧血
     ・繰り返される足部の衝撃により赤血球が破壊される。
     ・タンパク質不足による赤血球の再生不良。
         筋肉再生に多量のタンパク質が必要
     ・減量等による鉄分摂取不足               など
  ○貧血予備軍が非常に多い
     血清鉄、血清フェリチンの低下
  ○秋に多いスポーツ選手の貧血
     夏の摂食異常 → 鉄・タンパク質の摂取不足 → 3〜4ヶ月後貧血発症


■日産フラッシュジャーナル(予備)「減量のすすめ」

  ○減量の悲劇
     食事制限による減量 → 体重、脂肪、筋肉の減少。
                     ↓
                 リバウンドによる脂肪の増加。
                     ↓
                 はじめより体脂肪率が増加。

     運動による減量   → 筋肉量増加。体重、脂肪減少。
                     ↓
                 体に張り。引き締まって見える。
                     ↓
                 リバウンド時ももとに戻るだけ。